The Best of Shogo Hamada Vol.1

浜田省吾 The Best of Shogo Hamada Vol.1歌詞
1.君と歩いた道

作詞:Shogo Hamada
作曲:Shogo Hamada

もし15才のあの夏に戻って
そこからもう一度やり直せたら
どんな人生送るだろう?

今よりも若く強い体
学んだ知恵 活かして
曲りくねった道を行こうと 迷わない

過ちや躓きを繰り返すことなく
夢の階段 真っ直ぐに駆け上がってゆく

若過ぎて思いやりもなく傷つけ 別れた人達
また出逢えたら 心の絆 失わない

だけど もしも君とどこかですれ違って
出逢うこともなくて愛されないのなら悲劇さ

もし15才のあの夏に戻って
そこからもう一度やり直せても
この人生を選ぶだろう
君と歩いた道をもう一度歩くだろう


2.DARKNESS IN THE HEART(少年の夏)

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

最後のギターケースを トラックに積み込むローディー
熱は去り バンドを待っているのは次の町
走り始めた 1974年
瞬きの中 15年間
Rock & Roll 何を少年に あの夏 約束した
今も Travelin' Bus 夜の国道 突走る
見つけたのは
風に舞っている心の奥の
暗闇

思い出す 病室で痩せてゆく 父の姿を
痛みから 解かれて 去って行った 独りきり
車の窓に映ってるおれの顔 彼に似てる
Father's son 何処へ向っているの
何を手にしたいの
今夜 On the Road 空しく拳を突き上げ
叫ぶ歌は
答えの無い心の奥の暗闇

Father's son 答えを探さないで
何も意味など無い
You're only Father's son Carry on
覗かないで
勝利も敗北もなく 横たわっている
心の奥の―暗闇


3.夏の終り

作詞:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

サンディエゴフリーウェイを南へ走ってる
国境線越えたら砂埃舞うメキシコ
夏の終りの乾いた風が窓から
おれの口笛吹き飛ばす

フロントガラスに
テキーラサンライズ

もう誰の心も引き裂くことなんてない
この車もギターも売り払い海辺の町
潮風と波の音を枕にひとり暮そう

ギター抱き締めて眠ったあの頃
貧しさと憧れの中夢に見た R & R STAR
キャンパスを中退して長い旅に出た
果てしなく続く“ON THE ROAD”

流星のような
幾千もの夜

愛してくれた人 打ちのめす程傷つけた
汚れた悲しいメロディー身を切るように繰り返す
拍手とスポットライトと報われぬ涙の陰で

もう誰の心も引き裂くことなんてない
手に入れたものみんな失ったって構わない
残された僅かな時間静かにひとり暮そう

潮風と波の音を枕にひとり暮そう


4.光と影の季節

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

やけつく砂漠で見上げた太陽
綺麗な街 見とれて迷い込んだ路地
果てなく続いてるフリーウェイの彼方
荒れ狂う海を越えて目指した港
光と影 興奮と失意
でも どんな時にも想うことは ただ…
君に逢いたくて戻って来たよ
長い旅路の果てに見つけた絆

静かな雪原に沈んでく夕日
大都市 汗ばむ午後 鄙びたホテル
谷間に架かる橋 尾根を渡る風
優しい一夜だけの湿った肌
光と影 過ちと償い
でも どんな時にも想うことは ただ…
君に逢いたくて戻って来たよ
長い旅路の果てに見つけた絆

光と影 栄光と挫折
でも どんな時にも想うことは ただ…
君に逢いたくて戻って来たよ
長い旅路の果てに見つけた絆

長い旅の途上で夢見た季節


5.二人の絆

作詞:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

I'm a man
You're a woman. 出逢って一瞬で恋したよ
君はいつも まるで男みたいな服着て
仕事してる 化粧もせずに 男達の世界で
でも おれの腕の中で まるで天使
君の夢の中に おれを入れてくれたら
おれの夢の片方を 君に分け与えたい
そうさ これが初めての恋じゃないからわかる
途切れることのない 二人の絆

I'm a man
You're a woman. 他に理由なんてないさ
君に会うまで どんな風に生きてたのか 思い出せなくて
日毎 夜毎 少しずつ 心のどこかが死にかけてた 苦痛もなく
愛することの意味など 聞かないでくれ
ただ 君の肩の上で 少し休ませてくれ
そうさ これが初めての恋じゃないからわかる
傷つくことのない 二人の絆

まるで 初めて恋に落ちた少年みたいな気分さ
夜を持て余してる 逢いたくて…
何から何まで 君の思い通りさ
でも 君に夢中だからって 振り回さないでくれ
そうさ これが 初めての恋じゃないけど
ひとつ確かなことは これで最後の恋

何から何まで 君の思い通りさ
Baby, I'm your man. これが最後の恋


6.彼女はブルー

作詞:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

君の部屋は まだ家具もなくて
彼のアパート 出てきたばかり
“カーテンの色は 何色がいいかな…”なんて呟いてる

片想いのままで 終わらせるはずの 心が揺れるよ
今夜 君と どこか遠くの海まで走りたい
でも 君の心は 今もブルー
その唇に そっとキスしたいけどこのまま帰るよ
明日も 友達で 会えるから

過ぎた日々の 彼との想い出を話してる
窓の外を見つめて
“愛は はかなく 契約なんてないのよ”と 笑いながら

何も食べてないんだろう? 痩せたね
横顔 悲しいくらいに
今夜 君と どこか陽気な店で踊りたい
でも 君の心は 今もブルー
その肩先を そっと抱きたいけどこのまま帰るよ
明日も 友達で 会えるから

真夜中でもいいんだぜ 呼び出してくれよ 寂しい時には
今夜 君を 僕の部屋へ連れて帰りたい
でも 君の心は 今もブルー
その手のひらに そっと触れたいけどこのまま帰るよ
明日も 友達で 会えるから

その唇に そっとキスしたいけどこのまま帰るよ
明日も 友達で 会えるから


7.彼女

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

彼女が交差点 渡って来る
待ち合わせの場所へと急ぐ
おれを見つけて 輝く笑顔見せて
手を振る 手を振る

誰もが息をのむ
I know she in so beautiful.
誰が居ようと構わず
おれを強く抱き寄せて
舌からませて熱いKiss
激しく 激しく

今でも解らない
彼女が何故こんな俺を選んだのか

彼女の部屋のドアの前に立ってる
俺の手をとり 中へと招く
灯りを消して 何も問わず 静かに
導く 導く
俺を光へと 明日へと


8.紫陽花のうた

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

六月の雨の雫
紫陽花の花 北鎌倉
横須賀線のプラットホームに君と…
静かな 静かな雨の午後
微かな 微かな木々の声
何も奪わずに
何も求めず
君を愛したいと願う

誰にも 話せない恋だから
誰にも ゆずれない恋だから
すべてを与えて
何も求めぬ
君と暮らしたいと願う

渋滞の海岸通り
そぼ降る雨に煙る江ノ島
水平線に 頬づえつく君の
愛しい横顔

I'll give you my heart.
I'll give you my soul.
Stay with me forever.

I'll give you my heart.
I'll give you my soul.
We can be together.

So close and so far.
Every time when we touch each other.


9.LOVE HAS NO PRIDE

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

彼女がメタルのドレスに身を固めて通りすぎる時の
あの冷たい視線は軽蔑かな?
“知りたかないよ”
女って自分のことを好きな男に
なんであんなに冷たい素振りが出来るんだろう?
LOVE HAS NO PRIDE
跪いて 魂までさし出して
億(BILLION)単位の札束積んでも
あの娘が 乗るのは あいつ
“この街の男は女のことで悩みすぎてる”
この恋まるで氷の上で 燃える青白い炎のよう
この恋まるで氷の中で 冷たく頬をつたう涙のよう

彼女が目のまわり腫らし 奴に殴られたアザを化粧で隠し
今日もofficeで働いてる
“見たかないよ”
女って自分が好きなった男が どんなにひどい奴でも
なんであんなに尽くすんだろう?
LOVE IS BLIND
踊りたいよ 月明かりの下 腰を抱き寄せ でもそれは夢
あの娘に 乗るのは あいつ
“この街の女は男のことで悩みすぎてる”
この恋まるで嵐の海に浮かぶ オール失くした小舟のよう
この恋まるで砂漠の砂の中に こぼれ落ちたダイアモンドのよう

But it's all right
She's so coll
むなしく一途な恋に生きてる

“この街には無数の孤独な男と女がいて
でも理想の恋人に出会う確率はゼロ
やっと見つけた彼女には もう彼氏がいて
男のオレから見れば そいつはまるでクズ
だけど彼女は そいつを一途に愛している
未来もチャンスも幸せも 掴み損ねている”

LOVE IS BLIND
踊りたいよ 月明かりの下 腰を抱き寄せ でもそれは夢
あの娘に乗るのはあいつ

“この街の女は男のことで悩みすぎてる”
“この街の女は男のことで悩みすぎてる”

But it's all right
She's so coll
むなしく一途な恋に生きてる

この恋まるで氷の上で 燃える青白い炎のよう
この恋まるで氷の中で 冷たく頬をつたう涙のよう
この恋まるで嵐の海に浮かぶ オール失くした小舟のよう
(She never ever never ever no there)
この恋まるで砂漠の砂なの中に
こぼれ落ちたダイアモンドのよう


10.君の名を呼ぶ

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

火の中に飛び込むような恋 愚かだとわかっている
プールの底 沈んで見上げた太陽のように
ゆらめいて砕けて掴めない でもキラキラ輝いてる
黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

時計の針 12時 指している 触れてくれ帰らずに
見つめ合うと言葉を失う
友達のままでいい 心の中ささやく声 だけど
街角で 仕事場で 地下鉄の中で 歌うように君の名を呼ぶ
愛される事なんて無いと知っていても 君が欲しい 今すぐ

ふとみせる寂しそうなしぐさ 誰かに恋しているの?

黄昏に 真夜中に 明け方の空に ギター弾くように君の名を呼ぶ
せつなくて 苦しくて 息が止まるほど君が欲しい 今すぐ

黄昏に 真夜中に 明け方の空に 愛しい君の名を呼ぶ


11.Thank you

作詞:Shogo Hamada
作曲:Shogo Hamada

スノッブな君が まさかあんな安モーテルで手首切って
真夜中に救急病棟 運び込まれるなんて
悪い冗談 聞かされてるみたいだったぜ でもとにかく…
今も君がこの世界に生きていることに Thank you 本当だぜ

財布一杯のクレジットカード
体中に高そうな宝石
似合うだけに心配だった 誰に買ってもらったのか…
悪い噂が友達の中で飛び交ってたけど…
今も君がこの世界に生きていることに Thank you

まるで君は自分を燃やして辺りを照らす太陽
燃え尽きることなんて無いと思ってた
でも そりゃ無理だぜ

今も君がこの世界に生きていることに Thank you

「看護婦に聞いたよ こう言ったんだって?
もし誰か呼ばなきゃいけないなら
親なんか呼ばないで この番号の人を呼んでって
何故オレなんだよ? まぁ嬉しかったけどさ…」

友達は「あんな女やめときなよ」って言うけど
誰も本当の君を知らない
子供の頃のことや オレ達二人だけの時の優しい笑顔や仕草
今も君がこの世界に生きていることに Thank you
君がこの世界に生きていることに Thank you 本気だぜ


12.I am a father

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

額が床に付くくらい頭を下げ毎日働いてる
家族の明日を案じて 子供達に未来を託して
傷ついてる暇なんか無い 前だけ見て進む
スーパーマンじゃない
ヒーローでもない
疲れたどり着いた家 窓の明かり まるでダイヤモンド
I am a father.

TVニュース観るたびに 子供達が巻き込まれた事件
ドアの外 すぐそこまで近づいてること感じて眠れない
嘆いてる暇なんか無い 命がけで守る
チャンピオンじゃない
リーダーでもない
妻と今日一日を 無事に過ごせたことを祈ってる
I am a father.

子供が幼く尋ねる「何故人は殺し合うの?」
抱き寄せ 命の儚さに熱くなる胸の奥…

He was so lonely in the days of youth.
He never thought of fatherhood.
But now his life is like a Merry-go-round.

迷ってる暇なんか無い 選んだ道進む
ムービースターじゃない
ロックスターでもない
明日は今日よりも良い日になることを信じてる
I am a father.
かつて夢見る少年だったこのオレも今ではFather.


13.日はまた昇る

作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾

海鳴りの聞こえる丘で 青空を見上げて想う
この旅の途上で 愛した人の懐かしい面影を

今日まで何度も厄介な事に
見舞われて来たけれど
今も こうして暮らしてる
これからも 生きてゆけるさ

夕日が空を 染めてゆく
明日の 朝も 日はまた昇る
おれが ここにいるかぎり
おれが そこにいようといまいと

激しい河の流れを 静かに見つめて

闇の向こうに何があるのか
誰ひとりわからない
わからぬことを わずらうよりも
今日 この時を 生きていたい

河を渡り 谷間をぬって 頂きを越えて

長い旅路の色んな場所で
数えきれぬ人に出会う
誰もが 皆 自分の人生と闘っている

荒野にひとり君は立ってる
行く道は幾つもある
だけど たどりつくべき場所は
きっとただ ひとつだけ

どの道を歩いて行こうと
君は君の その人生を 受け入れて楽しむ他ない
最後には 笑えるように


14.サイドシートの影

作詞:SHOGO HAMADA
作曲:SHOGO HAMADA

海が見えたら起こしてあげるから
もう少し眠りなよ ラジオを消して
サイドシートに話し掛けてみる
そこには誰もいないのに

隠れ家のような仕事を片付けて
醒めたイルミネーション 照り返す街に
眩しい笑顔と一夜の慰めを
今夜も探してる ゲームのように

曖昧な痛みが押し寄せ去ってゆく
真夜中の通りを海へと走ってる
カーラジオ繰り返す無機質なビート
まるで僕の鼓動のように

誰かの腕に抱かれて眠りたい
何も奪わぬ恋に落ちて

夜ごと華やかなパレードが続く
その列に潜り込み 迷い はみ出して
夜が明ける頃には年老いた気分
何も感じることができない

海が見えたら起こしてあげるから
もう少し眠りなよ ラジオを消して
サイドシートに話し掛けてみる
そこには誰もいないのに
僕の影しかいないのに